毛がもふもふで丸っこいフォルムが特徴的で、お茶目な仕草もとってもかわいいチンチラさん。
我が家はチンチラの男の子「ちゅろす」と一緒に暮らしています。
この記事は以下のような悩みをもつ、
お迎えから日の浅い飼い主さん達に特に役立つお話になっています。
「初めてのチンチラ飼育。初期費用ととも解説します!」の続編としてもぜひご覧ください。
こんな方におすすめ
- ケージ内をもう少し充実させたい!
- チンチラともっと仲良くなりたい!
- 健康に長生きしてほしい!
チンチラをお迎えしたら、一緒に楽しく過ごしたい、仲良くなりたいと思いますよね。
そして同時に、家族になったからには、

そう願う飼い主さんも多いと思います。
今回は我が家がちゅろすのために初期装備に加えて購入したものをご紹介します。
基本的な内容も含みますので、「そんなのもう持ってるよ!」って方もいるかもしれませんが、それは素晴らしい事です◎
まだまだ情報が少ないチンチラの情報を共有し合って、充実したチンチラLifeを目指しましょう!
目次
⑴ ケージ内を充実させたい!を叶える
ちゅろすをお迎えしてすぐは、ケージ内がごちゃごちゃしていると慣れるのに時間がかかったり、落下や怪我の原因になることもあるので、最低限の設備でさっぱりとしたレイアウトにしていました。
徐々に慣れてきた頃、ケージ内でも楽しめる工夫として設置したものをご紹介します。
ステージ
もしないのであれば、まず取り付けてほしいのがこちら、ステージです。
チンチラは乗ったり降りたり、上下運動が好きな動物です。高い場所にいるのも落ち着くようです。
我が家の設置しているステージ
SBSコーポレーションポプラステージ22×22cm
マルカンかじり木コーンM 2本
カワイCHILLAっとコーナーステージ
ケージが高さのあるタイプなら、もっとたくさん設置する必要がありますね。
ちゅろすは、このコーナーステージで1日の大半を過ごしています。ぺったりお腹をつけて寝たり、餌を持ってきて食べたり、おそらく巣箱の中よりも、長くいる場所です。
素材については金属製や木製がありますが、我が家は木製を使用しています。
主観的に見て、金属やプラスチックのものより、木製を好んで使用している印象があるので、かじられるリスクはありますが、なるべく木製にするようにしています。
ハンモック
形も素材も、いろいろな種類のものが売っていますね。
我が家はケージが小ぶりなので、小さめの三角ハンモックをステージの上にキャンプタープのように使用しています。チンチラは暗いところ狭いところが好きなようなので、ステージがより落ち着く場所になるように屋根のように設置しました。
こんな感じで、上の狭い隙間に挟まるようにしてハンモックを使っている時もあります。
うん。完全にお餅ですね。
もこもこ素材のマット
モコモコした素材がお気に入りのようで、私の使っていたモコモコ膝掛けが今ではちゅろすの部屋んぽグッズになっています。その上に飛び乗ってはすりすり、バタバタしています。
Attention
ケージ内に設置する場合は、誤食の原因となるため起毛や長毛素材は避けましょう。
布を齧って食べてしまう癖のある子には適さない可能性があります。
野生のチンチラは仲間と身を寄せ合って暮らしているというので、落ち着くのかもしれません。
ちゅろすケージの中にはフリース生地の薄いクッションも置いてます。
チンチラともっと仲良くなりたい!を叶える
彼らは、抱っこやなでなでが苦手な子も多いですし、そうでなくても慣れるには時間がかかります。我が家でも、抱っこはまだまだ苦手で嫌がるので、色々とグッズを使って遊んでいます。部屋に楽しいグッズがあると、部屋んぽサークルをかじることも少なくなりますよ!
バラエティボール
マルカンの自然素材のかじり用ボール(おもちゃ)です。
3連のボールが麻紐で連結されていて、かじったり、乗っかったりして遊びます。
ラタン、コーンリーフ、シーグラスの3種類がついていて、ちゅろすは真ん中のラタンの噛み心地が好きなようで、かじり倒し、2週間ほどで崩壊しました。
ケージ内に上から吊るして使うこともできるようになっていて、夜に遊ぶ道具にするのもいいですね。そんなに高いものではないので壊れたらまた買い与えると思います!
かじり木
ちゅろすがお気に入りのかじり木は、りんごの枝です。他にも果物の枝が販売されているようですが、好みが分かれるようで、初めは人気のりんごの枝を試してみるといいかもしれません。
りんごの味するのかな・・・

ただ、パッと手を離して渡すと、途端に興味を失うので、ただかじるより引っ張ってかじるのが楽しいのだと思っていつも遊んでいます。
何よりその様子が可愛いんです。。親バカです。
トリーツ
なんと言っても王道はこれ、「おやつ」ですね。
手から与えたり、足に乗ってきたときにあげる、などをしていると手への恐怖感がなくなったり、よく乗ってきてくれるようになります。我が家も最初はほとんどおやつで釣ってコミュニケーションをとっていました。
「トリーツ」の意味は単なるおやつとは違い「ご褒美」「特別なもの」のことを指します。
言葉の通り、毎日あげるものではなく特別な時にあげるのがベターです。
適切なあげ方を守らないと、以下のようなことが起こるからです。
・歯のトラブル(虫歯や不正咬合など)
・偏食するようになる
我が家でも実際、やってしまったことがあります。
帰省先に連れて行った時、かわいそうだからとおやつをあげていたら、お腹がいっぱいになってしまったようで、牧草の減りが悪くなりました。
そんな数日を過ごして、帰宅した後に軟便が続き、病院に行く羽目になってしまいました。
それから、おやつの扱いについては考え直すようになりました。

でも病院であちこち触られるのは嫌だな・・・
「チモシーをたくさん食べること」がとにかく健康の秘訣です。
副食がペレットなので、その2つ以外は全て「トリーツ」です。
間違えがちなのは、「野菜だから、おやつじゃない」。
それは、違います。
糖質の高い穀物をたくさん食べている人間とは異なり、普段の主食が低カロリー高繊維な牧草であるため、人参やキャベツなどの野菜でも糖分が高いのです。
そのため、チモシーとペレット以外は「トリーツ」として扱っています。
牧草の1種であるアルファルファや、野草のたんぽぽ、オオバコなども同様です。
購入したペットショップでも、最初の説明でこのように注意を受けました。
おやつを上げたいのは飼い主のエゴですからね。」
・・・本当にそうだと思います。
おやつを与えない選択肢もありだとも思っています。
でも、補えない栄養を補給したり、楽しみやコミュニケーションを取ったりする目的で、適切に与えることは問題ないと考え、ちゅろすには少量でたまに与えるようにしています。
健康で長生きしてほしい!を叶える
長寿で病気をしにくいと言われているチンチラも、環境が整っていなければ永く健康を維持することは難しくなります。飼い主もチンチラも、なるべく病院にはかかりたくないはず。
生涯、健康的に生活を送ることができるよう整えてあげたいですね。
すのこ(SANKOイージーホーム60用樹脂休足フロアー)
ケージには金属のすのこがついていますが、網目が細いのでチンチラがジャンプして着地した時に手足を踏み外して骨折したり、腰を痛める事があるため、床材が必要だそうです。プラスチックや木製すのこ、マットやウッドチップを敷くなどいろいろな方法があります。

洗えてすぐ乾き衛生的、また、うんちやおしっこもしっかり下に落ちてくれます。
夜に金属のすのこで飛び跳ねる音って、かなり響くんですよ・・・。
それがなくなったので、重宝しています。
かじり石(チンチラストーン)
かじり木と同じようなストレス発散や歯の伸びすぎ防止効果もありますが、天然ミネラルの補給をすることもできる商品になっています。
好き嫌いが分かれるようですが、好きな子は数日で全部なくなるなんて話も聞きます…
ちゅろすはそこまでではないですが、たまにかじっているようで、角が丸くなっています。
チンチラに限ったことではないですが、動物は足りない栄養を体が求めるという本能が備わっているというので、ほしいときに噛めるようケージ内に設置しています。
かじかじフェンス
これもかじり木扱いですが、積極的にかじらせるために設置しているものではありません。チンチラは体内時計もしっかりしていて賢いので、出たい時などにケージの扉付近をかじるようになりました。

金属などの硬いものを齧って引っ張るような動きをしていると、前歯の歯根を痛めて物が食べられなくなったり、歯が曲がることで不正咬合の原因になります。その予防のために、ケージ扉に設置していています。
サイズも3種類あるので扉やレイアウトによって選ベて、大変便利な商品だと思います。
このサイズはSサイズです
このようにやはりかじるので、すでに2本ありません。。
消耗品にはなってしまいますが、不正咬合を発症すると通院や手術などに大変お金がかかるので、予防と考えたら安いものです。
回し車(ホイール)
これに関しては、我が家はあまり必要ではないことが判明していますが紹介します。
Memo
SANKOサイレントホイールフラット30
購入時価格:約3000円
運動不足になったら困ると、部屋んぽを長く取れない時や帰省中に使用するために購入しましたが、今はあんまり乗ってくれません。購入した当初は高速で回している時もありましたが、飽きたのか今では邪魔な障害物として取り扱われています。。
サイズは30cmで、ケージに取り付けるギリギリのサイズで購入したんですが、ちゅろすは小柄なのに結構窮屈そうに回しています。もう1つ大きいサイズにすればよかった?と思いつつ、大きすぎて置くところがありません。
我が家は、朝20分、夜60分以上部屋に出しているので運動が十分なのかもしれないですが、足りない時は使用するのもありだと思います。
この記事では、3つのテーマに分けて書いてきましたが、実のところ目的が違うようでいてどのテーマにも当てはまる内容となっています。
ケージ内を充実させる=健康に長生きできる
といった具合です。
彼らは、個性豊かでそれぞれ好みや性格も異なります。
飼い主の気持ちなんてお構いなしで、おやつやグッズを買ってみても全然反応しない!なんてことはザラにあります。
よく聞く話でペレットや牧草も突然飽きることがあるようで、わがままなネズミだな・・・なんて思いますが、我が家はそんなところも愛でながら、ちゅろすと暮らしていきたいなと思っています。

最後まで拝読いただきありがとうございました!